PTPグループについて
PTPグループは、食品や生活用品など日々の暮らしで使う日本商品の海外でのマーケティングを共同で推し進めている企業グループです。PTPグループは、東南アジアのラオスに本拠を置くPTP株式会社を旗艦企業として、カンボジアのICC株式会社、東欧モルドバのPTP Euro 株式会社、日本のクワトロエスプラス株式会社が構成メンバーとなっています。グループ全体で6つの直営店舗を経営するほか、各国内はもとより国境を接する近隣諸国でも卸売業務を展開しています。日本のクワトロエスプラス株式会社は、日本国内で商品を調達し、それらを他のメンバー企業に輸出する役割を果たしています。2023年5月にPTP Euro 株式会社はモルドバの首都であるキシナウ市に初の直営店舗を開設します。社名が示すように、同社はモルドバでの販売事業だけでなく、ルーマニヤやウクライナ、更にその先にある国々への販路の拡大を目的として発足しました。更に、現在カフカス地域のジョージアでは5番目のPTPグループ会社となるPTP Georgia株式会社の設立を準備中です。2023年8月ころに開業し、ジョージアでの小売・卸売に従事し、近い将来には近隣のアゼルバイジャンとアルメニアへも業務を拡大していく予定です。国際社会において日本製の食品や生活用品への評価は急速に高まってきています。現在はまだそれらの商品が簡単には手に入らない国々においても、一人でも多くの方々に手頃な価格で購入していただけるようにしてゆくことが、PTPグループの使命であると考えています。このような問題は、国際通販(EC)の発達によって解決可能だという意見があります。確かにECは有効な手段はありますが、国内ECと違って国際ECの場合には商品の輸送にかかる費用が極めて高くなるだけでなく、購入者側に煩わしい通関手続きが必要となることも少なくありません。その意味では、日本商品に特化した実店舗があって、そこでリーズナブルな値段で日本商品が入手できるならば、お客様にははるかに便利だと感じていただけるのみならずショッピングの楽しみも実感していただけるものと考えています。PTPグループはその実現のために、グループ企業全体の力を発揮して事業地域の拡大に努め、日本の美味しさや日本の品質を世界にお届けする仕事を続けて参ります。